クラフトフェア松本で買った
後藤洋平さんのガラス作品と
下岡千代里さんの陶磁器のお茶碗
5月下旬、クラフトフェア松本が二日間開催されました。
私が今住んでいるところは、会場のあがたの森公園まで徒歩数分。好立地。日本で一番すごいクラフトフェアがこんな近くで開催されているなんて。
自然がたくさんの公園の中で、作るもののレベルも高いしセンスももちろん良くて、自然の中でのディスプレイや看板・値札などの文字の字体とかすべて美しくて、こんなにセンスの良い作家さんばかりが集まったクラフトフェアを見ることができて幸せでした。
ちょうど一年前に引っ越してきたとき、数日後にクラフトフェア松本があったので見に行って、引っ越したばかりだったのでマグカップが欲しくて、気に入ったものを2点とガラスのお皿を買いました。
今年は一日目にくまなくまわって、気になったものは二日目に買おうかなと思って二日目も行ったら、いいなと思っていたものは売れてなくなってしまって、それも去年と同じ作家さんがやっぱり気になっていたので、欲しいと思ったときは衝動買いしないように考えることも必要だけど、そのときの感情でそのとき動かないといろんなチャンスが逃げてしまうんだな、て思いました。人生みたい。
今年我が家に連れてきたのは、去年黄色いお皿を買った後藤洋平さんのガラスの箸置き。
あとは、閉場間際に出会った下岡千代里さんの白いお茶碗。
後藤洋平さんのガラスは、マットな質感と、器から聞こえてくるような静謐感というか、その作家さんの内面が反映されているのかもしれないけど、すごく気持ちが穏やかになるようなそんな雰囲気があってとても惹かれます。
下岡千代里さんのお茶碗は、最後の最後、閉場5分前に出会い、まるで運命かのようでした。自分で使うお茶碗を探していたのですが、重すぎても大きすぎても使いにくいから、ほどよく軽くて大きさもちょうどいいものを探していたら、まさにシンデレラフィット。私の手にちょうど収まるサイズと軽さ。少し青みがかった色合いがまた美しくて、使うたびに気持ちが満たされます。
美しいものが家にあると心が満たされます。
気に入ったものをひとつずつ増やして、大切に使っていきたい。
人生を美しいものと共に生きる幸せ。